FxProで法人口座を開設する方法|必要書類などもあわせて解説
FxProでは法人名義での口座開設に対応しており、日本法人・海外法人を問わずご申請頂けます。
ただし、個人口座との開設フローは共通している一方で、提出書類の種類と審査期間が大きく異なります。
この記事では、FxProの法人口座開設に必要な書類・手順・審査期間・つまずきやすい失敗と対処法を詳しくご案内しております。
書類の事前準備が整っているかどうかが、スムーズに審査を通過できるかどうかを大きく左右します。
FxProの法人口座開設に関する基本情報
FxProでは法人名義での取引口座開設に対応しております。
以下の表で法人口座の基本仕様をご確認ください。
法人口座の基本仕様
| 法人口座開設 | 対応可能 |
|---|---|
| 対応法人形態 | 日本法人・海外法人ともに対応 |
| 審査期間目安 | 書類提出後3〜5営業日(書類の状態により変動) |
| 利用可能な 口座タイプ | スタンダード・Raw+・エリート・cTrader |
| 利用可能な プラットフォーム | MT4・MT5・cTrader・FxProアプリ |
| 登録フォーム | 個人口座と共通 (法人専用フォームは別に設けられていない) |
個人口座と開設手順は共通しており、同じ登録フォームから手続きを開始します。
ただし、FxPro Directへのログイン後に法人書類と受益者(UBO)の個人書類を別途アップロードする手順が加わるため、個人口座と比較して審査完了までに日数がかかります。

FxProの法人口座開設と個人口座の主な違い
法人口座と個人口座の主な違いは、口座名義・提出書類の種類と量・審査期間・入出金の名義要件の4点です。
以下の比較表で違いをご確認ください。
| 比較項目 | 個人口座 | 法人口座 |
|---|---|---|
| 口座名義 | 個人名義 | 法人名義 |
| 提出書類の種類 | 身分証明書・居住証明書(各1点) | ・個人書類(代表者・役員・受益者分) ・法人書類(複数種) |
| 審査期間目安 | 通常1〜3営業日 | 通常3〜5営業日 (書類の状態により延長あり) |
| 入出金の名義要件 | 個人名義の金融機関口座から | 法人名義の金融機関口座から |
| 受益者(UBO)情報の 提出 | 不要 | 必要 (持分25%以上の実質的支配者全員分) |
最も大きな違いは提出書類の量と審査期間です。
個人口座であれば身分証明書と居住証明書の2点で済むところ、法人口座では法人書類と代表者・役員・受益者それぞれの個人書類が必要となります。
また、入出金の際は法人名義の銀行口座を使用する必要があります。
代表者個人名義の口座からの入出金は受け付けられませんのでご注意ください。
FxProの法人口座開設に必要な書類を準備する
FxProの法人口座開設に必要な書類は、役員・受益者の個人情報に関するものと法人に関するものの2種類があります。
いずれも事前に揃えてからアップロード手続きに進んでください。
役員・受益者から提出する個人書類の種類
法人口座の開設では、代表取締役・役員・受益者(UBO:Ultimate Beneficial Owner)それぞれの個人書類が必要となります。
個人単位で必要な書類は、以下の2種類です。
- 身分証明書:有効期限内で顔写真・氏名・生年月日・発行機関が確認できるもの(パスポートカラーコピー・運転免許証等)
- 住所証明書:発行から6ヶ月以内の公共料金の請求書・銀行取引明細書等(氏名・住所・発行日が確認できるもの)
受益者(UBO)とは、法人の株式・持分の25%以上を保有する実質的支配者を指します。
代表者が法人の唯一の株主・支配者である場合でも、受益者情報の提出が求められます。
受益者が複数いる場合は、対象となる全員分の個人書類を用意してください。
| 対象者 | 必要な個人書類 |
|---|---|
| 代表取締役 | ・身分証明書(パスポート等) ・住所証明書(6ヶ月以内) |
| その他役員(取締役等) | ・身分証明書(パスポート等) ・住所証明書(6ヶ月以内) |
| 受益者(UBO / 持分25%以上) | ・身分証明書(パスポート等) ・住所証明書(6ヶ月以内) |
法人書類として必要な設立証明書や定款の要件
法人として存在することを証明するための書類は複数種類の提出が必要です。
FxProの法人口座開設で必要となる主な法人書類は以下のとおりです。
- 会社設立証明書(Certificate of Incorporation):法人の設立を証明する書類
- 定款(Articles of Association):会社の活動目的・運営規則を記載した書類
- 株主名簿(Shareholder Registry):株主の氏名・持分割合が記載された書類
- 取締役会議事録(Board Resolution):口座開設に関する取締役会の決議が含まれるもの
- 登記簿謄本:3ヶ月以内に発行されたもの(法務局発行の現在事項全部証明書等)
登記簿謄本は発行から3ヶ月以内のものが有効ですので、古い書類は再取得が必要です。
日本語以外の言語で発行されている書類は、英語の翻訳を添付することが必要になる場合がございます。
日本語で発行された書類については、FxProの担当部門の判断により英語翻訳が求められるケースがありますので、事前にFxPro Directのサポートへご確認ください。
審査状況によって追加提出を求められる書類の範囲
FxProのバックオフィス部門による審査過程で、提出書類では確認が不十分と判断された場合に追加書類の提出を求めるメッセージが届くことがあります。
追加書類として求められることがある書類の例は以下のとおりです。
- 財務諸表(最新の決算書・貸借対照表等)
- 資金源証明書(取引に使用する資金の出所を説明する書類)
- 事業内容説明書(法人の主な事業活動を記載した書類)
- 法人の銀行口座情報(入出金に使用する法人名義の口座情報)
追加書類の要求はFxPro Directのメッセージセンターまたは登録メールアドレス宛に届きます。
書類アップロード後は定期的にFxPro DirectのメッセージセンターとFxProからのメールを確認し、追加要求に対して速やかに対応してください。
FxProの法人口座を開設する手順
FxProの法人口座の開設手順は、個人口座と同じ登録フォームから始まります。
ただし、FxPro Directへのログイン後に法人書類と役員・受益者の個人書類を別途アップロードする手順が加わります。
全体の流れを把握してから手続きを進めてください。
代表者の個人情報でFxPro Directアカウントを作成する
FxProには法人口座専用の入口は設けられておらず、個人口座と共通の通常の新規登録フォームから手続きを開始します。
以下ボタンから新規登録フォームにアクセスしてください。
登録フォームに入力するのは、法人の口座開設に関する権限を有する代表者(Authorized Representative)の個人情報です。
FxProのウェブサイトから「新規登録」を選択し、代表者の居住国・メールアドレス・パスワードを入力して「FxProに登録する」をクリックします。
登録したメールアドレス宛に届く認証メールのリンクをクリックして認証を完了させてください。
フォームの法人情報欄に会社の基本情報を入力する
メール認証完了後のフォームでは、代表者の個人情報(氏名・生年月日・住所・国籍等)に加えて、法人情報の入力画面が表示されます。
法人情報の入力が必要な主な項目は以下のとおりです。
- 会社名(法人書類に記載の正式名称と完全一致)
- 法人の所在地(登記上の住所)
- 設立国
- 事業内容
- 法人番号(日本法人の場合)
登録した会社情報は、後から提出する法人書類の記載内容と完全に一致している必要があります。
会社名の英語・日本語の表記や住所の省略・旧社名・旧住所での登録は審査差し戻しの原因となりますので、法人書類を手元に置いて照合しながら入力してください。
FxPro Directから個人書類と法人書類をアップロードする
フォーム入力が完了したら、FxPro Directにログインして書類のアップロードに進みます。
「マイプロフィール」→「書類をアップロード」からアップロード画面にアクセスしてください。
アップロードは個人書類と法人書類の2つのカテゴリに分かれています。
| 個人書類 | 代表者・役員・受益者(UBO)全員の身分証明書+住所証明書 |
|---|---|
| 法人書類 | 会社設立証明書・定款・株主名簿・取締役会議事録・登記簿謄本 |
代表者・役員・受益者の身分証明書と住所証明書は個人書類のカテゴリに、会社設立証明書・定款・株主名簿・取締役会議事録・登記簿謄本は法人書類のカテゴリにそれぞれアップロードしてください。
書類が不鮮明・有効期限切れ・言語が対応外の場合は、FxPro Directのメッセージまたはメールで再提出を求める通知が届きます。
審査完了の通知を受け取り法人口座の取引を開始する
書類の提出が完了すると、FxProのバックオフィス部門が審査を行います。
審査完了までの期間は通常3〜5営業日ですが、追加書類の提出が必要な場合はさらに日数がかかることがございます。
審査通過の連絡はFxPro Directのメッセージセンターまたは登録メールアドレスに届きます。
口座が有効化された後は、法人名義の銀行口座等から入金し、お財布口座から取引口座への資金移動を行った上で、各取引プラットフォームにログインして取引を開始できます。
FxProの法人口座開設でつまずきやすい失敗と対処法
法人口座の審査で書類不備による差し戻しが発生すると、さらに数日単位で開設が遅れることがあります。
よくある3つの失敗パターンを事前に把握しておくことで、スムーズな審査通過につながります。
提出書類の有効期限切れまたは記載言語が対応外の場合
法人口座の審査差し戻しで最も多い原因の一つが、書類の有効期限切れです。
住所証明書は発行から6ヶ月以内、登記簿謄本は発行から3ヶ月以内のものが有効とされており、これを超えた書類は再提出を求められます。
また、英語・日本語以外の言語で発行されている書類は、英語の公証翻訳の添付が必要になる場合があります。
対処法として、各書類の発行日が有効期限内であることを確認し、期限を過ぎているものは最新日付のものを再取得してください。
英語への翻訳が必要な場合は、公証翻訳(Certified Translation)を取得して書類と一緒にFxPro Directからアップロードしてください。
受益者の情報と書類が提出されていない場合
法人口座開設で見落とされやすいのが、受益者(UBO:Ultimate Beneficial Owner)情報の提出漏れです。
持分25%以上を保有するすべての実質的支配者の個人書類が必要ですが、この要件を知らずに代表者分のみを提出してしまうケースが多くあります。
受益者が複数いる場合は、対象となる全員分の身分証明書と住所証明書を用意する必要があります。
対処法として、FxPro DirectのメッセージセンターでUBO情報の提出要求が届いていないかを確認し、不足している受益者の書類を速やかにアップロードしてください。
会社の株主構成を事前に整理し、持分25%以上の株主が何名いるかを確認してから書類を準備することで、提出漏れを防ぐことができます。
法人書類と登録した会社情報の内容が一致していない場合
FxPro Directに登録した会社名・住所・設立国と、提出した法人書類の記載内容が一字一句一致していないと審査が通過できません。
英語表記と日本語表記の混在・旧会社名での登録・旧住所での登録などが不一致の主な原因として多く報告されております。
株式会社を「Co., Ltd.」「KK」など複数の表記で混在させていた場合も、照合上の不一致と判定されることがあります。
対処法として、FxPro DirectのマイプロフィールからFxProに登録している会社情報を表示し、提出予定の法人書類の記載と一字一句照合してください。
登録情報に誤りがある場合は、FxPro Directの情報修正機能またはFxProのサポートへ問い合わせて修正を依頼の上、修正完了後に書類を再アップロードしていただく必要がございます。
よくある質問
FxProの法人口座開設に関して、よくお寄せ頂くご質問をまとめました。
FxProで法人口座を開設できますか?
はい、FxProでは法人名義での取引口座開設に対応しております。
通常の個人口座と同じ登録フォームから手続きを開始し、FxPro Directへのログイン後に法人書類をアップロードすることで法人口座の開設申請が完了します。
代表者の個人書類に加え、受益者(UBO)の書類や法人書類(会社設立証明書・定款等)の提出が必要です。
FxProの法人口座開設にかかる審査期間を教えてください。
はい、FxProの法人口座審査は通常、書類提出から3〜5営業日を目安にしております。
ただし、書類に不備がある場合や追加書類の提出が必要な場合はさらに日数がかかることがあります。
個人口座(通常1〜3営業日)と比較して審査期間が長くなるため、取引開始までに十分な余裕を持って書類を準備されることをおすすめいたします。
海外法人でもFxProの法人口座を開設できますか?
はい、海外法人でもFxProの法人口座を開設できます。
日本法人・海外法人を問わず、会社設立証明書(Certificate of Incorporation)・定款(Articles of Association)・登記簿謄本等の法人書類の提出が必要となります。
英語・日本語以外の言語で発行された書類は英語の翻訳の添付が求められる場合がありますので、海外法人の場合は事前にFxPro Directのサポートにご確認ください。
法人口座の入出金は法人の銀行口座からでないといけませんか?
はい、FxProの法人口座の入出金は法人名義の銀行口座等から行う必要があります。
代表者個人名義の銀行口座やクレジットカードからの入金は法人口座では受け付けられません。
法人名義の銀行口座やbitwallet等の法人名義の電子ウォレットをご準備の上で入金手続きを進めてください。
FxProの法人口座で利用できる口座タイプはどれですか?
はい、FxProの法人口座では個人口座と同じスタンダード・Raw+・エリート・cTraderの全口座タイプをご利用頂けます。
利用できる取引プラットフォームもMT4・MT5・cTrader・FxProアプリと個人口座と同一です。
口座タイプはFxPro Directの「口座」メニューから後から追加開設することも可能です。
まとめ
FxProの法人口座は個人口座と同じ登録フォームから開設できますが、代表者・役員・受益者(UBO)それぞれの個人書類と、会社設立証明書(Certificate of Incorporation)・定款(Articles of Association)・登記簿謄本等の法人書類の両方が必要で、審査に3〜5営業日程度かかります。
個人口座との最も大きな違いは提出書類の量と審査期間で、入出金も法人名義の金融機関口座から行う必要があります。
住所証明書の有効期限・受益者情報の提出漏れ・会社名の表記不一致の3点が差し戻しの主な原因となっていますので、書類を事前に揃えてから申請することで審査遅延を最小限に抑えることができます。
FxProで法人口座を解説されたい方は、この記事を参考に進めてみてください。